
瞼裂斑という目の病気は、
とても多くの人に出る病気なのに、
知っている人は少ないです。
あるデータでは、日本人の成人では
80%ほどの人の目に瞼裂斑があるとか。
そんなに?
と驚きますが、
自分の眼球をじっくり観察する機会は
思っているほど多くないですよね。
見た目ですぐにわかるほどの瞼裂斑の
症状までは出ていないとしても、
初期症状が出ているのに、自分では
確認していない人の方が多いのです。
瞼裂斑の充血による治療には目薬を
使うことがありますが、市販の目薬では
予防や治療の効果はあるのでしょうか。
瞼裂斑の原因
瞼裂斑は、白目に黄色っぽいシミの
ようなものができて、
隆起することもある目の病気です。
結膜という眼球の表面の膜が
分厚くなって脂肪とたんぱく質が
変化して起こります。
原因としては、
紫外線、コンタクトレンズの刺激、
他にも加齢も原因の一つと考えられています。
紫外線を浴びる時間が長い人ほど、
瞼裂斑になりやすい傾向があります。
コンタクトレンズの使用では、
白目の結膜に刺激を与えやすい
ハードレンズの方が瞼裂斑に
なりやすいと考えられています。
関連:瞼裂斑の原因はコンタクトレンズにあり?コンタクトはやめないとダメなのか
瞼裂斑の充血治療に使う目薬
瞼裂斑の症状があっても、
とくにひどい違和感がなければ、
治療する必要はありません。
治療が必要なケースとしては、
炎症がひどくなって痛みや充血が続く場合や、
角膜まで伸びてしまう翼状片に
進行するような瞼裂斑は
治療することもあります。
炎症を抑えるための治療には、
ステロイド点眼薬を使います。
炎症によるドライアイには、
涙成分を含む目薬を使うこともあります。
目薬では、瞼裂斑を根本的に
治療することはできないので、
手術で取り除く外科処置が
主に行われています。
瞼裂斑で市販の目薬の効果
瞼裂斑の原因として大きいのが、
紫外線の影響です。
コンタクトレンズを使っていないのに
瞼裂斑になりやすいのが、
漁師とかサーファーなので、
紫外線は防ぐことが基本の予防です。
眼科で処方される目薬でも、
瞼裂斑を根治することはできないので、
市販の目薬では効果はありません。
ただし、
紫外線の炎症を防ぐ目薬を使うことで、
うっかり浴びた紫外線のダメージから
目を守る効果は期待できるでしょう。
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しかし、
市販の目薬には、添加物が
配合されているものがあります。
長期間使うことで、添加物の影響を
受けないように注意しましょう。
関連:瞼裂斑が原因だった!充血がなかなか治らない人は要注意!
【白目のできもの瞼裂斑】
まとめ
瞼裂斑というのは
珍しいことではないので、
違和感や痛みがなければ
何もしなくても良いのです。
目薬はあくまでも炎症を
抑える目的で使うことですね。
今回も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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